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寝る前に来てね。寝る前じゃなくても来てね。

【オーストラリア女1人旅 メルボルン編】フレンドリーさもオージー・クオリティ! NGV International 国立美術館でおじちゃんと仲良くなるの巻

今日は昼からNGV International 国立美術館にお出かけ。

なんとも豪華な常設展は、びっくりすることにここでも無料だ(NGV Australiaも無料だった)。

今度はスムーズにクロークに荷物を預けられたよ。ほっ。

 

 

こうして出会った

さてこの日ここで、私はメルボルンで初めてのナンパをされた。

美術館のスタッフさんに、である。

2階にあった中国のアートの展示を写真に撮っていると(フラッシュなしならOKというルール。いろいろと太っ腹だ)、スーツの人がそっと近寄ってきて話しかけてきた。

 

おじさん: それ好きなの?

私: 小さくて綺麗だなと思って。

おじさん: 旅行中なの? 1人?

私: うん、1人です。

 

(これがそのとき撮った香水瓶の写真。動揺のためブレる)

 

その後も、仕事は? 彼氏は? どこに泊まってるの? オーストラリアに住みたいの? など色々と質問される。

 

国立美術館なのにこの垣根がない感じ、スゴイ! と思いながら楽しくおしゃべりしていたら、10分後にはおじちゃんの住んでる場所とオーストラリアに移住した経緯と過去の職業と家族構成と結婚観まで知ることができた。

私がケッコンもしておらずシゴトもない、と知ったおじちゃんは「なんだって? それならオーストラリアに引っ越してきたらいいよ。そのためにはまずオーストラリア人の彼氏を探すところからだ」と何度も念押ししてくる。

 

いやいや、美術館見ないとね

しばらく話した後で、上の階にはピカソもあるよ、全部見たらまたここに戻っておいで、と言われてサヨナラをした。

 

"Weeping woman" Pablo PICCASO (1937)

 

"Captain Michael Everitt, RN" Richard WILSON (c. 1747-1748) "Miss Susanna Gale" Joshua REYNOLDS(c. 1763-1764) "Lady Frances Finch" Joshua REYNOLDS (1781-1782) 

 

ガラスを伝って流れる水を見ながら食事ができるレストランも素敵です。

 

空いている美術館をゆっくり歩き回る。おじちゃんのおかげかリラックスした気分。空間の使い方もすごく贅沢だ。

 

 

なんで明日移動なんだ

 

帰る前にお礼を言おうとおじちゃんと話したフロアにもう一度戻ると、おじちゃんの隣りにニコニコしながら若い男の子が立っている。

 

「シン、おかえり。ところで、彼もここで働いてるスタッフだよ。今度2人でコーヒーでも飲みに行くといいよ」

 

ギョッ。この人が彼氏第一候補ってことか。なんて豪腕なんだ!

ぎこちない初対面の挨拶を見届けたおじちゃんは、こっそりと私の耳元で「気に入らなかったらまた他の子を紹介してあげるよ」とささやいた。

 

翌日には移動の予定だし、彼とコーヒーを飲みに行ける時間はないけど、なんだか可笑しい出会いだった。

 

展示のボリュームも内容も空間も最高にゴージャスな美術館だったのに、正直おじちゃんとの出会いでちょっとかすんでしまったような気がしないではない。でも私はこの国のこの大らかさが大好きだ。

 

さて、もうちょっといたかったメルボルンにも今日でさよなら。可愛い男の子とコーヒーも飲めずにさよならなんて正直残念すぎるんですけどね…。

 

明日はとうとう旅の最終目的地、タスマニアに移動です!