今年の1月から一緒に住んでいるインド人彼氏、ニレーシュがとてもかわいい。
この6月で付き合い始めて1年が経った。
ご飯を作ってあげると、どんなに適当なものでも喜んでくれる。
そして食後に「お皿は洗うべきですか…」と聞いてくる。
「洗うべきですね」と答えると、「もう少ししたらやるから」と私の顔色を伺いながらクリケットの試合を見てる。
満足したのか、満足したと自分を納得させているのか、しばらくすると「もういい、十分だ」と言いながらクリケットを消してお皿を洗い始める。
そのあいだスマホで音楽を流してそれに合わせて歌ってるんだけど、ニレーシュの鼻歌だけ聞いてても何の歌なのか分からない。
気になってきてキッチンに行ってみると「え、その歌だったの」と驚愕する(インドでは音楽の授業というのがなかったらしい)。
「ゴミも捨てちゃうよ〜」と言いながらご機嫌でゴミを捨てに行ってくれる。
全部終わると「どうだ、わたしの仕事。見たのか」と得意げになる。「プロの仕事はレベルが違う」とか言いながら「そうだね」を強要される。
買い物行ったのもご飯作ったのも部屋掃除したのも私なんだけどね、と言うと「しずえも毎回"どうだ!"ってやればいい」と返される。
そんな2人してばかみたいなことやってられないよ、と言うと「2人しかいないから馬鹿みたいでも問題ない」と返ってくる。そしてまた変な歌とか歌う。
もう分かったよ〜、とか面倒くさがりながらも、内心わたしはこのやり取りがちょっと好き。
何でも楽しくしようとするニレーシュといると、これから起こることは全部楽しいことのような気がしてくる。来年も再来年も、同じように感じながら過ごせていたらいいなと思う。
ずっと出張行ってて寂しくなってきたからこんなことを書いてしまったよ。
早く帰ってこないかな〜。