さて、今日はマレーシアで食べた中で一番美味しかったものをご紹介します。 KLCC駅改札出てすぐのところにあるLA JUICERIAで食べた昼ごはん。
最高! LA JUICERIAのラップサンド
頼んでみたのはNasi Lamek Wrap(ナシ ラメク・ラップ)。お洒落だし自然派志向だし、どうせお上品な感じでしょう、って完全に油断してた。これがダークホース(ってこういう時に使うので合ってるのかな)だった。ものすごいボリュームのラップサンドが出てきたよ…! マレーシアでは鉄板のお味噌とピーナツ&魚もついてきた。
本来はジュースが売りのお店ということで、飲み物はアーモンドミルクにしてみた。これもまた美味しいよ! すごく興奮してるのに1人だよ!
美味しい、って誰かに言いたい! 今すぐ言いたい!
見よ! この断面! いいね〜。あ〜、もう1回食べたいよ〜。
ドリンクと合わせて34RM(≒800円強)くらいだったと思う。現地ではかなりいいお値段だ。でも食べきれなくて半分持ち帰らせてもらった(そして夜ご飯になった)から、34RMの価値は大アリです。
他にもブッダボウル(Budda Bowl)とか気になる名前のが色々あった。このお店でもっといろいろ食べてみたかったよ。LA JUICERIA、おすすめです!
ヒンズー教の聖地 Batu Caves(バトゥ洞窟)
さて、本題はこっちだった。今日はヒンズー教のお寺に行きました。お腹を満たして出かけたバトゥ洞窟(Batu Caves)。KTMコミュターのPort Klang線の終点です。終点。ドキドキしないで乗れるのがいいですね。
と思いきや、同じホームからいろんな電車が出ているみたいで、どれに乗ればいいのか分からない。ホームに電車が来るたび「この電車、Batu Caves行きますか?」って同じ人に3回聞いた。最初の2回は「ううん」と顔を横に振ってくれ、3回目は「行け!」と電車を勢いよく指差してくれた。
無事に電車に乗れたとき、その人たち(母と子だと思う)がベンチから手を振ってくれるのを車内から見つめて、胸がジーンとした。
駅を出るとそこにはそびえ立つ崖が視界いっぱいに広がってる。土地のエネルギーがものすごい。マイナスイオンどころじゃない。ものすごくプラスのものがぐわっと迫ってくる感じだ。
このここで祀られているメインの神様はシヴァの息子、ムルガン(スカンダ)。この金色の像がそうです。けっこう疲れる272段の階段を登ると、その先には鍾乳洞の洞窟が。
上からぽた、ぽた、と落ちてくる水。これが鍾乳洞を作っていくんだなあ。差し込む光が鍾乳洞内を立体的に照らす。ひっそりとしていて、静かで、美しい空間。
洞窟の中には更に階段があり、その先にお堂がある。靴を脱いで上がると、「来なさい」と手招きされて、ヒンズー教の人たちが額につける粉をちょん、とつけてくれる。
さてこの一帯、どこもお猿さんが駆け回っている。追いかけっこしたり、人が落とした食べ物を取り合ったり、たいへん賑やか。そしてハトの数もものすごい。ハト界でも有名なのかもしれない。
イスラム教徒はメッカの方角に祈るけど、ヒンズー教徒は土地に力がある場所を聖地として大事にするんだなあ。
旅行中、宗教的な施設をいろいろ回っているけれど、人々の祈る力や信じる力というのはとても美しいものだなと思う。この純粋な気持ちが政治に利用されたり虐げられたりせず、大事に守られていくといいな。