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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

(スマホ日記)コロナウイルスじゃない…!ベルギー・ゲントで急遽入院中

ベルギーに住み始めてちょうど3ヶ月。

実は今日の早朝から急に体調を崩して今入院しています。


熱と悪寒とそれから頭痛

昨日でかけた先で雨が激しくなって、ずぶ濡れになって帰ってきたんだけど、時間が経つにつれてどんどん体調が悪くなってきた。

まず寒い。やたら寒い。

貧血持ちなのでいつものことだろうな…と湯たんぽ、布団、レッグウォーマー、ヒートテック、レンジでチンするシリカゲル、持ってる全ての防寒グッズを使って体を温めるも、一向に回復せず。


夕飯も作れそうになくて、ニレちゃん(夫)にお任せして袋麺の出前一丁作ってもらった。


めちゃくちゃふやけてて、ほぼ汁なくて、病人にはちょうどいい具合だった。

「卵入れてって言ったのに…」

って思ったけど(素ラーメンだった)。


食後にまた休むも、回復の兆しなし。

貧血だと思っていたので、「こういうときはヨガの呼吸だ」と体内の血液循環を意識しながら黙々と腹式呼吸に集中する。


それでもだんだん強くなっていく頭痛。

オレのヨガパワーはこんなもんだったのか…
情けないぜ…


意識はぼんやりしながらも、いろんなことが頭の中を巡る。

この足もとの湯たんぽは、大学のときの友人がくれた。

体調を崩すたびに活躍してくれて、「なんて素敵な贈り物だったんだろう」と年々愛着が増していっている。 

今度「今も大活躍してるよ」と連絡してみようかな。

それからブログのことも考えた。

数日前に富士フイルムの動画広告が問題になっていたけど、わたしも海外で出会った人の写真を勝手に載せてしまっているのがいくつかある(許可を頂いてるものが大半ではあるけど)。

早くその記事の修正をしないと…ということ。


それから、それから、、、

その時は「いい考え!」と思ったことが他にいくつもあった気がするのだけど、もう忘れてしまってる。

そうこうしているうちに熱を計ってみたら38℃。あら…? これ風邪? 


結局熱は夜中に40℃を超えて、それから発作のような悪寒が来た。

体の震えが止まらない。全身が貧乏ゆすりくらい大きく震える。過呼吸みたいにもなってしまって、頭がくらくらする。


とばっちりのニレーシュさん

ぐっすり寝ているニレちゃんを起こして、着替えを手伝ってもらったり湯たんぽのお湯を変えてもらったり過呼吸用の袋を持ってきてもらったりした。

色々してもらってる間、少しでもエネルギーになるものをとろうと震えながら過呼吸しながらバナナを食べる。

その時はそのバナナさえ食べられたら大丈夫な気がしてた。そんな訳ないって、気づかなかった。


半分も食べられずに諦めたら、ニレちゃんが「もうひと口、もうひと口」と無理に口にねじ込んで来ようとするので、「もう食べられないって言ってるじゃん!」と私、キレる。

病気のときも怒るエネルギーは残ってるから不思議。


今振り返ってみると状況がシュールすぎてちょっと可笑しい。私もニレちゃんもバナナに期待しすぎ。バナナも万能じゃないのに。



見かねて「病院行こうよ」というニレちゃんに、私は「もう少し様子見る」と駄々をこねる。大したことないかもしれないし、といつも早めの対処を拒んでしまう質だ。


どっちにしたってニレちゃんには大変な夜にしかならなかった。今考えたらとてもかわいそうなことをした。


説得に負けて、結局夜間も開いてる病院に行くことに。車あってよかったな。


ベルギー・ゲントで夜間診療のある病院

Algemeen Ziekenhuis St-Lucas

https://maps.app.goo.gl/7f3Z2Biz5NkgsAJ86

午前4時。このSt Lucas セントルーカス病院に連れてきてもらった。

アジア人がとても具合悪そうに入ってきたので皆も「まさか…」と思ったのだろう。

待合室では痛いほど視線を感じた。

コロナウイルスの可能性はない?って、入れ代わり立ち代わり看護婦さんにも聞かれた。

インフルエンザの検査もした。


質問、触診、血液検査、尿検査…とひと通り検査してもらったら、2時間後にお医者さんが戻ってきて

「これは尿路感染症の類いですね」とのこと。更に触診して痛みのある箇所を確かめて、急性腎盂腎炎という病名だと分かった。

血と尿と触診でこんなすぐ分かるなんて。
鮮やか…!


(日本語の病名はあとから調べた。英語では尿路感染症 : Urinary infection / 腎盂腎炎 : Pyelonephritisだった)


痛み止めと抗生物質で頭痛も悪寒もじきに収まった。点滴の管を右手の表手首に刺されてちょっと不便。

ところ変われば色々違うな。


検査がひと通り終わって待ちの時間もあって、ようやく病室に運ばれたのは朝の9時過ぎだった。眠い…


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▲ベッドの頭側は緑色

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▲病室にもちょっとかわいい家具が

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▲窓の外の景色



私は横になってたからいいけど、椅子にずっと座ってたニレちゃんはとてもきつそう。

帰って寝てもらうことにした。


それからそっけない朝ごはんと、

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筋肉の検査(エコー検査っていうのかな、ソノグラムっていうのかな)を経て…

ザ・ベルギーフードな昼ごはんを1人でモソモソ食べた。


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ベルギー引っ越してきて、今日ほど日本食が恋しくなったことはなかったな。

サバの塩焼きとわかめの酢の物とだし巻きと炊きたてご飯と納豆とのり食べたい。

夜はねぎたっぷりの温かいうどんと、ちくわと鶏ささみの天ぷら食べたい。そしてデザートにかわいい練り切りを愛でながら惜しんで食べたい。



…とか贅沢言いたくなるけど、原因が分かってひと安心したのでした。