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【ベトナム旅行記Day.6】ダナンの街にやってきた! ミーシャオと両替とマッサージとお祭りと冷水シャワーの1日。

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宿泊はミーケービーチ周辺がおすすめ

ダナン初日。電車を降りて、徒歩でホテルに到着。

予約していたホテル「コン ドァン タン ビン ホテル」はレストランもお部屋の感じも中国風の内装だった。チェックイン時、なぜかトリプルシングルルームにアップグレードしてもらえた。1人でベッド3つ。安いのに、こんなに贅沢していいのかな。って、1つでいいんだけどね。ベッド。

部屋でひと休みした後、街がどんな感じなのか見に行こう、と外をひたすら歩く。暑い。
ホテルの周り、人があんまりいない…。どうやら私が滞在するホテル周辺のビーチはミーケービーチに比べてあまり人気がないみたい。あとで分かってきた。

ダナンではやっぱりシーフードを食べたい

お腹が空いていたので、とりあえず全席テラス席のシーフードレストランで食事をとることにした。もう少しこじんまりした店に入りたかったのだけど、リゾート感漂う地域でハノイみたいに小さい売店やカフェはほとんどなかった。

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お店で働く男の子たちは高校生かというくらい若そうで、はにかんでてちょっとぎこちない。大人数でシェアする料理がほとんどだったので、「〆のごはん」的な立ち位置の海鮮焼きそば(MI XIAO)とタイガービールを注文した。こういうとき1人旅はもったいないな、と思う。
美味しそうなものたくさんあるのに。

海鮮焼きそば80,000ドン(400円くらい)はまだ分かるとして、ビールめちゃくちゃ安い。15,000ドン。75円! お店でビールが75円! どうなっているんだ。

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ぼんやりしながらしばらく待っていると、向こうの方から2人前はありそうな焼きそばがやってきた。

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出されたグラス(大きな氷入り)を無視して私がビンごとビールを飲んでいると、はにかみ店員さんがやってきてグラスにコポコポとビールを注いでくれた。
私が大皿ごと焼きそばを食べ始めたら、今度はアイコンタクトしながら小さなお椀を手渡してくれた。

…この人たちの目には私がゴジラみたいに見えてるのかもしれない。

オレは川沿いに泊まってたのか…

お腹いっぱいになったところでまた街を歩く。どこが中心なんだろう。どこまで行ったらビーチがあるんだろう。龍の橋は見えるけど…。
(後から考えたら根本的に間違っていた。私が歩いていた辺りはビーチエリアではなかった。ハン川 Han River沿いだった)

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▲ダナンの観光名所、ドラゴンブリッジ

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▲ドーナツを売り歩く人

そうだ、ダナンではこの日「何かお祭りがある」とドゥンが教えてくれていたのだけど、確かにそうみたいで警察がテープでエリアをせっせと区切っていた。巨大なスピーカーも海沿いに等間隔に配置されていた。

ビーチ探しもそこそこに、現金が尽きてきていたのを思い出して繁華街が見えてきたところで両替所を探し始めた。…のだが、ぜんぜん見つからない。

ダナンでの両替は貴金属店 ジュエリーショップで

街を延々とぐるぐるして、ようやくたばこ屋に"Money Ecxhange"の文字を発見。手書きのぼっろぼろの紙だったけどそれに助けられた。

後で調べてみたらベトナム全土で、金を扱うジュエリーショップで両替してくれる場所が多いよう。ハノイに比べてレートがあまりよくないので、ハノイやホーチミンなど別の都市でまとめてやっておくのがおすすめです。

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f:id:shinshizue:20180727232132j:plain▲近くにはこんな市場(コン市場)もあった。発酵食品の香りが立ち込める。ベトナムらしい匂い。

両替が終わったら気持ちが軽くなって、ベトナムで初めてタクシーに乗ってみた。

どのくらいの料金か分からなくてもお金があるから安心。
ホテルまで帰ったら60,000ドンくらいだった。300円。東京だったらたぶん1200円くらいの距離だった。行きは結構歩いたんだなー。

ダナンでマッサージに行ってきた

ホテルでしばらく休憩したけど、寝台列車からの長距離徒歩で体が疲れ切ってしまっていた。これはあれしかない。大好きなマッサージ。
フロントにマッサージのサービスについて訪ねたら「祝日&お祭りで近所の店が閉まっているので、街まで行った方が良い」とある店の住所と名前をメモしてくれた。

外にでるなり、スクーターに座ったおじちゃんが「乗せてあげる」と100,000ドンの金額を提示してきた。頭の中でとっさに計算ができず、「え、50円?めちゃくちゃ安いじゃん」と思って乗ったらゼロが1個足りなかったことにあとから気づいた。

え〜、100,000ドンって、500円じゃん。タクシーでも300円なのに。ビール75円なのに。

「ベトナムドンの計算の紛らわしさを逆手にとってビジネスしてんじゃないよ」とおじちゃんのヘルメットを後ろから小突きたくなる。そして誰もが優しかったハノイが恋しくなる。

マッサージは3店舗ならんでいたんだけど、おじちゃんがメモを持ったまま早々に走り去ってしまったので、どこの店が紹介してもらった店舗なのか分からなくなってしまった。仕方なく外から様子をうかがって、一番地味なお店に決めた。マッサージの達人は照明ギラギラの派手な店では働いてないはず…という私なりの直感に従った。

受付にははかなげな少女が1人。
オーナーの娘さんかな、高校生アルバイトのお店番かな、なんて思いながら一番高いタイ式マッサージ90分(400,000ドン=2000円)を頼んだ。

90分、待ったなしの妖精レスリング

そしたらなんと、受付の少女がカウンターから出てきてマッサージ室に案内してくれる。私と彼女以外、無人のその部屋。

え〜。地球の重力が2倍でもあなたの体重じゃ私のゴリゴリの身体はほぐせないよ〜。

少女ながらも実はタイで修行したタイマッサージの達人であってくれ…と祈ってみたがやはりそんなことはなかった。妖精さんのレスリング会場として背中を貸し出しているような、背中をひたすらパタパタされるぎこちない時間が流れた。

細い腕に90分も力仕事をさせてしまって申し訳ない気持ちになる。タイのおばちゃんが恋しい。

お互いにとって苦痛な90分に耐え、ゴリゴリのままの背中をかかえて支払いのためにカウンターへと戻る。
そこで今度は今まで店内で携帯をいじっていたゴツいお兄さんが登場。
支払いが終わるなり「チップは料金に含まれていないから、彼女にチップを払ってよ」と言い渡された。

…ここで私は「間宮兄弟」の映画のワンシーンを思い出していた。

綺麗なお姉さんに騙されてぼったくられて、家でドスドス地団駄踏みながら、兄ちゃんに「カネ取られた…!」って鼻息荒く伝えるやつ。

でも私は負けない。兄ちゃんホテルにいないし。
っていうか妖精レスリングに背中貸したんだよ。会場費ももらってないのに。私は家で地団駄踏まない。いま地団駄踏む。

「それは最初に聞いてないし、私はサービスに見合うお金を払ったから従業員さんにはあなたが払ってあげて」とひとこと残して店を出てきた。女の子は一言も発さずそのやりとりを静かに聞いていて、店を出るときには「ありがとう」と声をかけてくれた。

なんだかとても後味が悪い。我慢して支払ったりしないで良かった、と思いたいのに、細いからだで一生懸命やってくれた彼女に対しても申し訳ない気がしてくる。

たとえ2000円もらってもこんなイヤな気持ちにさせられたくない。300円くらい手渡したら別にカドも立たずに済んだのか…。頭の中でごにょごにょと考えてしまうのだった。

ということで、ダナンでマッサージに行くときは最初に店の評判を調べていくのが良さそうです。ダナンはビーチは最高だけど、ハノイに比べて「観光地商売」な感じが全面に出ている土地でした。

仕切り直しのご飯とスクーターだらけの花火大会

マッサージの余韻を消すべく気晴らしに街を歩くことに。
ふらっと米麺のお店に吸い込まれて、豚肉入りの麺を食べる。香港が懐かしくなるようなお店。
「この辛いの入れる?」とおじちゃんが薬味を指さしながら聞いてくれる。温かいお茶を飲んでいたら少し気分も落ち着いた。

人の心はなんと敏感なんだろう、と思う。
小さな出来事で喜んだり悲しんだり怒りを覚えたり、忙しい。
だから1日の記録もこんなに長くなってしまう。やっかいだ。

店を出てふらふら歩きながら川沿いに向かうと、オレンジ色のまん丸の月がぽっかりと川の上に浮かんでいた。龍の橋のかかる川に、大きな大きな月。とても幻想的な光景だったのに、カメラを持っていなかった。残念。

人疲れしてなんとなくタクシーにも乗りたくなくて、ホテルの方向に向かって歩いていると、8時頃から"お祭り”が始まった。
音楽や花火に出店、とお祭りのコンテンツ自体は日本とそう変わらなかったが、異様だったのは観客の方だった。

そこらじゅうの道路をびっしりと埋め尽くす、同じ方向を向いたオートバイの大群。みなヘルメットを被ったまま、一斉にスマホで花火を撮影している。

この国では花火もスクーターに座ったまま見るのか…!
何かの儀式みだいだ。

花火が終わると今度は一斉にエンジン音が鳴り響き、赤いテールランプが光る。前のスクーターに顔を赤く照らされた人々とオートバイの大群がぞろぞろと移動していく。

「オームたちが怒っておる...!」

まさにそんな感じだった。

災難の1日は水攻め、虫攻めでフィニッシュ

そんな景色をぼーっと眺めながら歩いてホテルに戻り、次の日からの2日間の宿の予約をミーケービーチの近くのホテルに予約。

お風呂に入ろうとお湯をためたバスタブに入ると、冷たい…。
お祭りの影響で宿が満室でお湯が足りていないらしく(ホテルの人が説明してくれた)、水しか出てこない。

ゴリゴリの体を温めたかったのに、今日はなんかツイてない。
仕方なく、冷水で頭を洗った。「トホホ」ってこういうときに使う言葉だと思った。


なんだかうまく行かない1日をはやく終わらせようとようやくベッドに向かう。

ここまで来たら私の勝ちだ。なににも邪魔されずに眠ろう。

「ぎゃっ…!!!」

ベッドの下に脱ぎい捨てていたサンダルを移動させたら、その下からぺちゃんこになったゴキブリが出てきた。帰り道で踏んじゃってた様子。

まったく。ツイてないぜ!

明日こそはビーチでうはうはするぞ。