23日
朝は家でだらだら。ソメイヨシノの見ごろはもう少しだったけど、せっかくだから昼から小石川後楽園に桜を見にでかけた。
甘酒も飲んで、私は桜餅、ニレーシュは桜のバームクーヘンを食べた。
その後は雨が降ったりやんだりする中、飯田橋から総武線に沿って植えられた桜の木を眺めつつお散歩。
途中でHUBで1杯飲みながら休憩もした。ニレーシュはマリブコーク、私はアメリカンレモネード。
そしてまた散歩の続き。やっとこさ新宿3丁目まで来た。世界堂に寄り道して桜のシールを購入。
新宿の伊勢丹のMacでニレーシュに赤いリップグロスを買ってもらった。
「熱中屋」という九州料理屋で晩ごはん。3種類の明太子がお通しだったので独り占めさせてもらった(ニレ氏は魚卵があまり好きじゃないらしい)。
普段あまり居酒屋っぽいお店に行かないので楽しかった。
24日
家でNetflixデー。
朝から "Hunt for the Wilderpeople" 見る。ニュージーランドのコメディ映画。主役の太っちょの男の子がとてもいい。
映画ってこうなりがちだよね、という予想を何度も面白く裏切ってくれる。すごく良かった。
音楽もニュージーランドの景色もめちゃくちゃいい。
監督はタイカ・ワイティティ。本編にも出演してた。調べてみたらこの映画、2016年にニュージーランド映画史上最高の興行収入を記録して、今でも記録は破られてないらしい。ニュージーランド訛りの英語も聞けます。最高にオススメ。
ニレーシュは昼過ぎからクリケットに。私はもう1本映画を見る。
"I Don't Feel at Home in This World Anymore" 。Netflixオリジナル。これはちょっとフラストレーションが溜まる映画だった。
洗濯して、家でヨガして、ゆっくりお風呂に入って、ゴロゴロして、食事して、帰ってきたニレ氏と喋って寝た。
25日
朝、ネットで注文していた婚約式用のドレス(赤)が届く。
夜家でニレーシュにドレスを着せてもらう。似合っていない気がして落ち込む。
すっぴんで派手なドレス着るのは精神衛生上良くない。
服と体をランダムに合わせてみた着せ替え人形みたいに、「あ、これは違うね」とすぐ引き剥がしたくなる。
しかもドレスってすぐ脱げないんだね。
「ドレスが似合う20代に結婚しないからこうなるのよ! そんな鮮やかな色が似合うとでも思ったの!バカ!」ともう1人の自分が耳元で囁き始める始末。
私のインナーセルフ、ドS。
ブラもつけないで着るやつだから脱いだ後は素っ裸だし(パンツははいてた)、着てても情けない、脱いでも情けないこの状況。八方塞がり。
脱いだドレスはそっと部屋の隅へ。
「早くその光る石を私の目の見えないところにやっとくれ!」っていうお婆さんの心境だった。
26日
仕事の打ち合わせで昼から両国へ。
ドレスを見に&インド旅行の打ち合わせに夕方から妹が家に来てくれる。
「いいじゃん! 似合うよ!」と全肯定で励ましてくれて、少し安心する。
今から他のを買うにも試着する時間がなかったから、妹が「いい」と言ってくれてほんとに良かった。
ガマ腫の治療中で顔が腫れててものが自由に食べられない妹。ご飯もごちそうできず、家でありあわせの雑炊を作った。
三鷹から新丸子までわざわざ来させたのにあんなご飯でごめんね。妹。ほんとにありがとう。
27日
夕方から上野の皮膚科へ。観光客と通勤ラッシュの混雑に圧倒されて他には何もせず直帰。
夜は家でニレーシュが買ってきてくれたピザを食べて、近くの多摩川沿いに夜桜を見に出かけた。
就寝前に母と兄とそれぞれ電話。「僕もいます」とニレーシュが後ろから乱入してきて母が笑ってた。
「静恵がインド行っちゃって僕は寂しいでーす」の発言に、母が「かわいいこと言うね」と返事したのを喜んで、寝付くまでずっと「かわいいって言われたよ。聞いた? 聞いた?」とずっと呟いてた。
こんな感じで過ごしてました。この5日間。
もう明後日の朝にはインド出発になってしまったよ。
どうしようね。
留学なんて久しぶりで緊張するね。
学校で勉強するっていうのが久しぶりすぎて、実はかなり楽しみです。