旅先でこんな時間の過ごし方をしても良いのかな。
良いんです。
今日は宿泊先に一日中引きこもって、ひと昔前の海外ドラマのFRIENDSを見て過ごした。知らなかった表現をくり返したり、分からない単語をメモったりしながら。仕事から帰ってきた友人との会話中、いつもよりもするすると言葉が出てきて、FRIENDS効果を実感した。
1人で長旅をしてみよう、と思った時に、学生時代の途中からずっと放ったらかしにしていた英語の勉強をのそのそと始めた。香港では英語ができてもできなくてもあまり変わらないけれど、できないなりにもいろんな人と話すことを試みていたら、現地で暮らす外国人の人達と少し知り合うことができた。
旅行を始める前までは、「誰かと会話する」という勉強の仕方をしていなくて、いろんなものを聴いたり読んだりするだけだったけれど、人と話していると、一部分が分からないと「その先に立ち入れない」という感じがすごくする。都合よく巻き戻せないし、分からないまま先に進んだら相手を困らせる。
会話の相手としては赤ちゃんのような存在だし、相手を楽しませることはきっとまだまだできないけれど、それでも根気よく話してくれる友達の存在がすごくありがたい。いつか英語の世界でも「大人」になった姿を見てもらえたらいいなと思う。
今みたいに、この人と話したい!っていう情熱を持てる人がいつも近くにいてくれたらいいんだけどな。 なんて思いつつも、いやいや、1人でいたって、いつかくる未来の出会いのために今がんばりなさい! なんてやり取りを、1人、頭のなかでやっています。