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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

【ネパール女1人旅 Day.11&12】グッバイネパール、「夢の庭園」観光。

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ブワンさんにポカラ観光に連れて行ってもらった翌日、宿をチェックアウト。

翌日に迫った日本への帰国のフライトに合わせてカトマンズに戻らなくてはいけない。朝から街を散歩してお土産を仕入れたりして、昼に出発のバスでカトマンズに戻った。

移動時間は約8時間。途中休憩は長短含めて4回ほど。外は朝から雨だった。

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ボコボコ道だと体の揺れが気持ちよくなってすぐに寝てしまう私。途中の景色を写真に撮りたかったのに、全然起きていられなかった。

ポカラを後にした瞬間から、もう気持ちが完全に「日本に帰る」モードになってしまってたのもあるのだと思う。

休憩途中に市場を見れたのは良かったなー。

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ただいま、カトマンズ

昼から半日がかりでポカラに帰って泊まったのはこの「ホテル ダリ ネパール(Hotel Dali Nepal)」、1泊900ルピー(≒900円)。安い。快適。親切。感謝、感謝。

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フロントの人が優しくて、窓が中庭に面していて(カトマンズでは四方を建物に囲まれた四角い中庭をたくさん見た。だいたい中央には宗教的な装飾がある。)、静かな宿だった。

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▲至るところでこんな中庭を見かける


リモートワークで生活していけるなら、いろんな国の安宿をはしごしながら暮らしてみたい。旅の最終日を「早く帰りたいな」と思って迎えたことは今まで一度もない気がする。どのくらい長く旅していたらそういう気持ちになるんだろう。


移動で疲れていたので早めに就寝。フライトは翌日の22時頃だったから、次の日もカトマンズでゆっくりする時間があった。空港が近いと最後の日まで楽しめていい(タメル地区からカトマンズトリブバン国際空港まで車で20分ほどだった)。


最終日に出会った素敵なオランダ人、マージン

翌日、荷物をまとめてフロントに預け、街に出た。

急な雨に見舞われてカフェで早めのお昼ご飯を食べていたのだけど、後からお店に入ってきたオランダ人の旅行者マージンと友達になった。

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▲すごく好きな雰囲気のレストランだったんだけど名前を記録してない…2階にヨガ教室があった


マージンはこれまでしていた仕事と次の仕事の合間に1ヶ月ほど旅行をしているそうで、10日間ほどの登山を終えた後、カトマンズに戻ってきたらしい。

激しく降り出した雨がいつまでも止まず、お茶を飲みながら色々話をした。

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雨がヨガの先生にお土産を買うために街へ出るというので、その後街を一緒に散歩した。

石に「Namaste(ナマステ)」と彫られたプレートを探して回ったのだけど、結局欲しい数見つからず、マージンは「今から彫ってもらえる?」と交渉していた。

「しょうがないね」でそのへんのものを買わず、作り手にも作りがいがある、もらう人への気持ちも伝わるいいお土産の買い方だなあ、と内心感動していた。

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作ってもらったものもその後一緒に取りに行ったのだけど、「こういう人たちに贈ろうと思っています。作ってくれてありがとう、素晴らしいお土産ができました」と丁寧にお礼を言って握手をしてもらっていたのも印象的だった。

作っている人も、こういう人に買ってもらえたら嬉しいだろうな。今度から気に入ったものを買うとき、私も恥ずかしがらずに思ってることちゃんと伝えよう。


そして私が日本に帰ってホットヨガを始めてみたのも、ここでマージンに出会ったのがきっかけだった。

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健康的で、長期の登山もできて、群れず、ひけらかさず、静かに自分自身の鍛錬を続けている人、という印象を受けた。

私の「日本国外で働いてみたいと思ってる」という相談にも、経験を交えて色々とアドバイスをくれた。

1回しか会ったことのない人の存在が自分の中にはっきり残るというのは旅行中の特権のような気がする。

大体のことはすぐ忘れてしまうのだけど、旅をしながら出会った人たちが話してくれたことや纏っていた空気は写真がなくても思い出せる。

5月は最高の開花時期。花がきれいな「夢の庭園」に行った

お土産を買った後、「夢の庭園(Garden of Dreams)」にも一緒に出かけた。

フライトまでまだまだ時間がある。空港が近いっていうのは旅を最後まで楽しめて本当にいいね。

さて、この夢の庭園、最初に作られたのは1920年で、当時は個人の庭園だったのだそう。

園内はヨーロッパのような雰囲気。

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花に気を取られて、園内全体とか建物の写真がほとんどない…。
雨が降ったりやんだりしていた日だったのだけど、しずくでしっとり濡れた花たちがとてもきれいな日だった。

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リスもそこらじゅうを走り回っていた。
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「私達にとってもここは楽園よ〜」

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リスってどうしてあんなに慌ただしく移動してるんでしょうね。



園内の塀に腰掛けて、それぞれ黙々と作業をした。

私は旅行中の簡単な記録を、マージンはこのスケッチを描いてた。絵で記録を残すって素敵。

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ベトナム〜ネパールという20日ほど旅行をしてきて、観光したりお土産を買ったりという気分でもなかったから、マージンと会って、これからのことを考えたり、ゆっくり最後の時間を楽しめてよかった。


結局夕飯まで付き合ってくれて、ネパールで最後のモモを食べた。最後までモモ美味しかったなー。

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また来るよ! ネパール。
今度はヒマラヤにも登りたいな。そのくらい健康な体でまた来よう。

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これで私のベトナム&ネパール旅行記はやっとおしまい。長々とお付き合いくださってありがとうございます。

このカテゴリに過去の海外旅行の記録も入れてます。お時間あればぜひ。

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