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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

【プーケット旅行記Day.10】タイの財産、最高のタイ式マッサージを受けました。さよなら、おばちゃん

プーケットとも今日でさようなら! ということで、プーケット最後の朝は3回目のタイマッサージを受けてきた。

過去のおばちゃんのマッサージの記事

服を脱いでベッドに寝ながら「今日帰るんだ」と話すと、「なんで〜、早いよ〜」とたれ眉になるおばちゃん。10日もいたよ、結構長いよ。

「今日は特別にシスターを呼んだよ」

すでに私の足をもみ始めているのに、シスターにチェンジするという。

「シスターはマッサージの先生だよ。私もシスターから教わったんだよ」

実のお姉さんか妹なんだろうか。 聞けないままシスターがやって来た。

「ハロー、準備はいい?」と入ってきたシスターはボーイッシュではつらつとしていてかっこいい感じの人だった。かわいい感じのおばちゃんとはタイプが違う。

「手はこう、首はこう!」早速うつぶせの姿勢から正される。

シスター、圧がすごい。手で、ヒジで、足の裏で、ものすごい圧をかけてくる。1人とは思えない。重いというか、潰れそう。

「のされる」ってこういう時にぴったりな言葉だな…。されるがままの私。ゔ、ゔ、とたまに呻き声が出る。

シスターは笑いながら「イタイ〜。ア〜、イタイネ〜」と日本語で話しかけてくる。痛いよ。

え、そこ抑えながらここ踏むの。
え、こんな角度に曲げてそこ押すの。

身体が今までにない方向からの圧を受けるたび、これまで存在を知らなかったような筋に痛みを感じる。押されて押されて、身体が薄く伸びそう。

1時間たっぷり押してもらった身体はぶわっと熱くなっていた。でもあんなに痛かったのに、終わったら何事もなかったかのようにすっきりした気分。ふしぎ。

シスターと入れ替わりに「どうだった〜?」とおばちゃんが入ってくる。まだ着替えてるけどお構いなしでドアを開け放ってくる。この、人との距離の近い感じがたまらなくいい。

おばちゃんファンだから「めちゃくちゃ良かった」というのもなんだか悪くて、いや〜ほんとに信じられない姉妹です、とよく分からないことを言いながらお別れのハグをした。

おばちゃんの写真撮っていい? と聞きたかったけど、断りにくかったら申し訳ないな、と思って聞けなかった。でも記憶力が悪い私は写真がないと絶対に顔を忘れちゃう。忘れるって分かってて忘れるのはよけいに寂しい。

いつも「今日は何したの」「どこいくの」って聞いてくれて嬉しかったよ。 いつもワンピース姿かわいかったよ。 シスターのマッサージもすごいけど、おばちゃんのマッサージがまた受けたいよ。 ふわふわのマシュマロボディが恋しいよ。

プーケットともこれでお別れ。 さよならだけが人生だ、ということで、次の国は・・・マレーシアです!