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【オーストラリア女1人旅 メルボルン編】焦らない。現実を台無しにしない。フランス人から学んだ「おとなの余裕」

夜に庭でパソコンをカタカタしていたら、宿泊先でできた友だちケビンが「映画見る?」と誘ってくれた。

見る見る! と二つ返事。ケビンがテーブルを動かしてくれて、テントが映画館になった。

ぜいたくな時間だった

見たのは Now You See Me 2。(邦題は「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」)。2人でオーストラリア原産のアップルサイダーを飲みながら(なんだこれめちゃくちゃ美味しい。果汁100%ですって ※お酒だった)。

Photo: beliefnet

私は英語を聞いて、ケビンはフランス語字幕を読む。

同じところで笑ったり、少しずれて笑ったり、私が聞き取れなくてケビンだけ笑ったり。

途中、見せ場のシーンでケビンが「ここ! ここ見てて!」と教えてくれた。

ああ、ケビンは前にこの映画見たことあったんだね。かわいい人だなあと微笑ましい気持ちになる。

華やかなエンディングに拍手をして、2人映画館は店じまい。「もう1本、部屋で見る」と自分のテントに戻っていくケビンにおやすみを伝えた。

2人でワーホリって楽しそう

ケビンとジョナサンはワーキングホリデーでメルボルンにやって来たフランス人。2人は本当に仲がいい。高校の同級生なのだそう。

私がここで観光している間、2人は職探しをしたり、ホストの家の手伝いをしたり、料理したり、散歩したり、ゲームしたりしている。

仕事を見つけるのは大変みたいだけど、2人からネガティブな空気は全然伝わってこない。

「今日は何したの?」という私の質問に「今日はずっと家にいたよ」と答えるときだって2人とも楽しそうだ。

こういうことか、余裕って。共同生活の秘訣

1人でいると起こることは全て自分の責任だけど、2人でいると、相手のせいにすることが簡単になってしまう時がある。なにか差し迫っていることがある時は特に。

いつだって相手に対して「1人だったらこんなことできなかった、ありがとう」って思えたら幸せだ。

でも「1人だったらああできたかもしれないのに、この人がいるからその選択ができなかった」と思ってしまうこともある。

でもそれって、自分の今を自分で否定してしまうことでもある。

ケビンとジョナサンの2人を見ていたら、余裕って持っているお金や時間のことではなくて、これから起こることを楽しむ準備ができている穏やかで成熟した心の状態のことなんだな、と思う。

起こりもしない可能性を想像して不安になったり焦ったりして現実を台無しにしないで、いつだって今起こっていることのありがたさを大切にしたい

そして1人でももちろんだけど、誰かといながらその余裕を持てたらすごく素敵だ。

…自分の「2人時代」を待ちながら、共同生活のヒケツをいつも人の背中を見て学んでいる私です(過去の学びはこちら)。