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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

【プーケット旅行記 Day.4】ナンパ失敗と今日の学び

みなさん、ナンパに失敗したことはありますか。私はあります。

初ナンパ in プーケット

昨日の夜、浜辺に1人で座っていた男の子に声をかけた。

大きなバックパックの横にぽつんと座って、海を眺めていたその人。なんとなく遠目で見て、「あの人ひとりかな」と狙いをつけてじわじわ近寄っていく。

近くまで行くと目が合ってにっこり笑顔を向けてくれたので、話しかけても大丈夫そうだな…と私から声をかけた。「旅行ですか? 1人旅?」 話してみると彼は35歳、チリの人。6週間のお休みを取ってあちこち1人旅しているそう。

しばらくビーチで話して「良かったら一緒にご飯でも食べよう」という話になった。 ちょうど海から上がったところだったそうで、「一旦ホテルに帰って荷物を置いて、シャワーも済ませてくる。すぐ連絡するね」と彼。私も部屋に帰って待っていた。

成功か、と思いきや

彼からの「すぐ連絡するね」のあと、2時間連絡がない。

そっかー。実はあんまり乗り気じゃなかったのかもしれない。 でもチリの話が聞けたのは楽しかったし、ともだち作る努力はしたよね。自分で自分を励ましつつ、1人で食事しに出かけた。

食事をしている最中に、その人から「今どこ?」と連絡が来た。 わ、今準備完了なのか! もう3時間も経ってるよ!

「ごめん、連絡ないかと思ってご飯食べてる。今日は帰って寝るよ」と返事を送る。 「え、もう寝るの? じゃあまた明日連絡するよ」と彼。

南米の人の時間感覚はのんびりしてるって聞いたことがあるけど、けっこうな上級者だ。 明日はどうなるんだろう…と思いながら1人で食べたエビと春雨の炒め物、めちゃくちゃ辛かった。舌がもげそうだった。

今日こそ決戦!…じゃなかった

次の朝。

「おはよう、何してる? 夜あいてる? 食事しない?」と連絡が。

彼はたぶん遅い時間に食事するタイプの人なんだろうな。 勝手に推測して「8時でどうかな」と返事した。

彼:「OK, 7時30分ごろ連絡するね」

お、待ち合わせ時間を前倒しての連絡予告だ! 今日は大丈夫かもしれない。

夜。

…うんうん。なんとなく想像はついてたけど、8時半になっても連絡が来ない。 ちょっと面倒になりながらも連絡してみた。

私:「準備できた?」

彼:「いま実はすごく疲れてるんだ。ちょっと仮眠とりたい…」

私:「そっか、じゃあ今日はやめとこう。ゆっくり休んでね」

彼:「起きたら1杯飲みに行こうよ! 連絡する!」

待ち合わせ時間を遅くする作戦、俄然失敗だった。

夜遅く会いたくはなくて、「ごめんね、それはやめとく。ありがとう!プーケット楽しんでね」と返事をしたら、私の白旗が相手にも伝わったみたいだった。

こうして私のナンパはリングに上がれず不戦敗に終わりました。どうしたら彼と楽しくご飯がたべられたのでしょう。今後の課題です。

でも実は、気を取り直して「また1人か〜。今日のご飯はどうしよう」と街を徘徊していたところで新しい(しかも素敵な)出会いがあったんです。

…長くなってしまった。続きは次回のお楽しみ

今日の学び

勇気を出してトライしたプーケットでの友達づくりはささやかな出会いのまま終わったけど、自分のペースを崩さないという確固たる姿勢は学べた気がします。 いい勉強になりました。ありがとう、チリの人。