お昼は見たかった美術館 NGV Australia (National Gallery of Victoria) ビクトリア国立美術館 オーストラリア館 の常設展を見に行った。Federation Square フェデレーション・スクエアにあります。
この建物はIan Potter Centre イアン・ポッターセンターという名前で、建築家Bates Smart ベイツ・スマートとLab Architecture Studioという建築事務所のコラボレーションなのだそう。
わたしこの建物すごく好きだ。光がきれい。
そしてなんと常設展は無料です。オーストラリア、気前がいいね!
係の人に話しかけられる理由とは…
展示のあるフロアに上がろうとすると「クロークでバックパックを預けてください」と話しかけられた。
…というか、係の人に「ゴニョゴニョゴニョ!」と話しかけられて、よく意味が分からなくて、でも「クローク」と「バックパック」という言葉は聞き取れた気がして、多分これは「クロークでバックパックを預けてください」って言われたんだろうな、と予想してクロークを探した。
何をどう訓練したらこれがちゃんと聞き取れるようになるんだ!
静かな暗闇に長時間じっと座って耳を鍛えたらいいんだろうか。
たぶん違うね。
皆さん、メルボルンの美術館に行ったらバックパックはクロークで預けましょう。ゴニョゴニョゴニョ! にオドオドしなくて済みます。
ビクトリア国立美術館は写真撮影もOKでした
展示はとても興味深かった。
アボリジニ的な力強さを感じるものもあれば(昨日の日記はオーストラリアの歴史についてまとめてみた)。
昔オーストラリアに渡ってきた人たちが当時感じただろうこの土地での発見が伝わってくるような絵もたくさんあった。
この、さらさら乾いた風が吹いてきそうな感じ。
絵って空気を伝えることができるんだね。すごいな。
現代アートっぽい展示もたくさんあった。
メルボルン市街のグラフィティ
メルボルンの街はいたるところにグラフィティがある。しかも力作が多い。
歴史的な建物をみんなで守っているのも感じるけど、若者の元気な感じと、それを受け止めてあげる大人の度量の大きさが感じられる街だ。
NGV、みんなの憩いの場所になっていました
そんないきいきしてるメルボルンの街の空気に、この美術館 NGV Australiaもとても馴染んでいる感じがした。いいね。じっくり楽しみました。
美術館の横の芝生でのんびりしてるおしゃれな制服の女子高生たちも可愛かった。何を話してたのかな。素敵な時間の過ごし方だね。