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年末にベルギーに移住します。眠れない夜の走り書き

今年の末にベルギーに移住することが決まった。
ニレーシュの転職で。

本当は4月、私がデヘラードゥーンで寮生活をしているときに決まったのだけど(結婚式前だった)、そのときはまず結婚式関係の色々を無事に終えることに必死であまり考えないようにしてた。


明日はニレーシュの最終出社日。
さっきも眠れない私のとなりで「はい、そう、そうします」と日本語で寝言を言いながら「へへ、へへ」と愛想笑いまで付け加えてた。5年間も日本で頑張ったニレーシュ。寝言もヒンディー、英語、日本語と3ヶ国語になってる。



結婚式が終わって5月の半ばに新丸子の家に帰ってきてから、何事もなかったみたいに日常に戻ったニレーシュの隣りで、私は本当にだらだらした日々を過ごした。

そのあいだに大学時代の恩師が亡くなった。
文章を書くことのよろこびを教えてくれた本当に素敵な方だった。
思考すること・書くことで、たった一人の人間がどれだけ深く世界に潜れるのかを見せてくれた。


加藤典洋先生。先生、と呼ぶと「先生って呼ばれるのは苦手なんだよ」と苦笑いしていた。
この世界が、先生がいない世界になってしまった。
先生の本を開くと先生の声が聞こえる。


ただただ家でダラダラしているからか、時間もダラダラと流れていった。
日ごろやらないスマホのゲームもたくさんした。
せっかく覚えたヒンディーもぜんぜん勉強せずに過ごした。
そろそろ自分で自分が嫌になり始めてる。


移住って、どうしたらいいんだ。
しかも予定は年末だし(ビザの関係で)、そんなに差し迫ってないから何からやったらいいか分からない。
やることの箇条書きがあたまの中でぐるぐるするけど、どれも今すぐやってみる気にはならない。自分の人生に追いついてない。


でも私はずっと移住がしたかった。
3年前にタスマニアに行ってイーリ(友人)と話をしてから、特に。
魔女の宅急便のキキみたいに「この街に決めた!」と自分の住む国を自分で選んでみたかった。

ベルギーは私が選んだ国ではないけれど、自分が選んだこと以外のことが起こるのが伴侶のいる暮らしなんだな。
在日韓国人だけど、移住したら在日でもないし、つまり韓国人になるのかな…とかそんなこともぼんやり考えたりする。今更。


7月はニレーシュが日本の国内旅行の予定をいろいろ立ててくれている。
多分私はもう少しぼんやりした時間を過ごす気がする。

ただひとつだけ決めたのは、夏が終わったらインドでヨガのインストラクターのライセンスを取ることにした。今、やっとネットで学校を探しはじめたところ。ヨガをもっと深く知りたい。


移住したら自分の仕事どうしようとか、ベルギーを好きになれるかなとか、考えても仕方ないことばかり考えてしまうけど、こういうときは書いて心を落ち着けるしかないかな、と思う。


進みながら考えよう。手探りをもっと楽しもう。
とりあえず今日はスマホのゲームを消した自分を褒めながら寝よう。