Tasmania タスマニア、Bicheno ビシェノにて2日目の朝。
仕事の前にサーフィンをしに行くという友人イーリ。私も車に乗せてもらって、海に連れて行ってもらった。
来たよ〜南半球の海! 海の青もきれいだけど、赤茶けた岩場がまたいいな。
青、白、灰のグラデーションの海
ビシェノのビーチの砂は灰色。そしてすごくきめが細かい。
朝日が砂にキラキラ反射してまぶしい。
空の青と、海の青と、波の白と、砂の灰色。カモメも犬もうっとりしちゃうような自然のトーン。
砂の上にできた波の模様もすごくきれい。
浮草って中が空洞になってるんだ!
打ち上げられていた海藻をよく見たら、ポコポコとどんぐりみたいなのがついている 。
海藻にどんぐり…? ひとつを拾って割ってみた。
なんとびっくり! 中からかぐや姫が出てきました。うそです、出てきませんでした。
…ってこれ、中には空気が入ってるんだね! これってもしかして、この空気のおかげで海面にプカプカ浮かんで、光合成がしやすいとかそういうことですか? そうなんですか?
自然ってすごい。かしこい!!(確かめてもないのにもう感動)
まだ摘んだらだめだったブラックベリー
こちらは砂浜の近くの草むらで、あ〜! なんか美味しそうなのなってる! と摘んでみたベリー。
さてこの写真、大きく間違っています。あなたは分かりますか。
えー、じつはこの実は「ブラック・ベリー」の実。
食べごろは、実が黒くなってからなのです。私はまだまだ若い状態のものを摘んでしまっていたのでした。摘んだものを食べてみると…すっぱい!
1個詰んで、まず食べてみればよかった。欲張りでごめんなさい。赤い実同様、わたくしも未熟です。
…そしてこの間違いが分かったあなた、さてはネイチャー・マスターですね。
自然が主役の大地
海の近くを散歩しながらはしゃいでいる間、会ったのは犬の飼い主さんくらいだった。
当たり前のことだけど、人が見てても見てなくても、自然はいつも自分たちのペースで咲いたり枯れたり実をつけたり、砂に模様をつけたりまた消したりしてるんだね。
今までもずっとそうだったし、これからもずっとそうなんだなあ。
誰もいない自然だけの世界に、ちょっとだけお邪魔させてもらったような朝だった。
イーリ先生も楽しそうに自然と遊んでいましたとさ。