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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

ベルギー↔日本間の週末遠距離電話。甥っ子ロスとまだ見ぬわが子の想像

昨日(日曜日)は久しぶりに家族とテレビ電話をした。

 

日本とベルギーは8時間の時差がある。

ベルギーが朝のときは日本が夜で、日本が朝になるころベルギーは眠り始める、という感じのサイクルになっている。

ニレーシュも一緒にいるので日曜日の朝によくお互いの家族に電話をかける。会えないぶん日本にいたときよりも兄妹とよく電話するようになった。

 

なかなか会えなくなってしまった甥っ子

子供がいるのはまだ兄の家だけなのだけど、この甥っ子がとてもかわいい。

ただいま5歳。4月からは年長さんになる。

 

日本にいるときはよく一緒に遊んでいたのだけど、私たちがベルギーに引っ越したということの意味をまだあまり理解していなくて、「しいちゃんたち次はいつ来るの?」とか「またレゴランド一緒に行きたい」なんてお義姉さんに伝えているそうで、可愛さと切なさでおばちゃんは胸がきゅんとしてしまっている。

 

しいちゃんたちはベルギーに行っちゃったんだよ、と伝えると「じゃあ日曜日にベルギー行く?」なんて言うらしい。うぅ。おばちゃん泣きそう。

 

ニレーシュと私は結婚前からこの甥っ子の成長を一緒に見守ってきていて、一緒にお出かけしたり、公園で遊んだり、運動会を見に行ったり、初めてのお泊りをしたりと子供のいる暮らしの疑似体験を色々とさせてもらった。

越してくる前の最後のころは本をすらすら読めるようになったり、足し算すごろくができるようになったりと会うたびに新しいことができるようになっていて、子供の成長の速さを思い知らされたのだった。

 

最初の出会いと格付け決定

ニレーシュに初めて会ったとき、まだ「外国人」とはどういうことかをよく分かっていなかった甥っ子(当時3歳)。

ニレーシュのどこかが違う様子に最初はおどおどしていたけど、ちょっと仲良くなると「ニレーシュはなんか目がすごい」「鼻もすごい」「毛が多い」と、ニレーシュに感じる異国性を表現しようと色々頑張っていた。

 

喋る日本語もみんなとちょっと違うせいで、最終的に甥っ子に「なんかちょっと変な人」と低めの格付けをされてしまったニレーシュ。

あれからもう2年以上。すっかり仲良くなったけど、今もちょっと下僕扱いされているのは否めない。地位が向上しないままベルギーに引っ越してきてしまった。

次に会うときはもう(ニレーシュのことも)色々分かるようになってるんだろうな。

それもちょっと寂しいけど。

 

子供ができたら、と考える日々

 

甥っ子ロスもあって、子供と過ごす時間がやたらと恋しくなっているここ最近。

私の仕事探しやオランダ語の習得など、ベルギーでの生活の課題もまだまだたくさんあるのだけど、私の体力のなさと年齢のこともあって、そろそろ自分も子供ができたらなあと思っている。

ニレちゃんもそれには前のめり気味で、「男の子だったらクリケット一緒にやる。女の子でもクリケット一緒にやる」と張り切っている。

「私が怖くてかっこいいお父さんの役やるからしずえは優しい役やってね」とか(演劇かな)、

「女の子だったら、変な彼氏ができたらfoot in the ass する(尻を蹴る)」とか、

もう色々想像して忙しそう。

私と子供を持つのを楽しみにしてくれてるんだなぁこの人は、と、私はそれを聞いてるだけで幸せな気持ちになる。

 

 

どんな暮らしになるんだろう。

ニレーシュは子供のころいたずらばっかりしてたみたいだったけど。

 

下はインドの実家で見せてもらったアルバムの中の1枚。ニレーシュ幼少期。

どの写真もシャツがインで、ちょっとカッコつけていて、とてもかわいかった。

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子供のときも自信満々のかわいいニレちゃん