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インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

【ベトナム新婚旅行フォンニャ編】世界最大級の洞窟がゴロゴロ。ボートで巡るフォンニャケバン国立公園

ニャチャンの次に訪れたのは、鍾乳洞の洞窟群が広がるフォンニャ国立公園で有名なフォンニャ。

世界遺産にも認定されています

アクセスはちょっと難関。ドンホイという鉄道・バスの停車駅から更にバスを乗り継いだところにあります。

830kmほどの長距離移動だったので、今回は寝台列車メインで移動しました。

 

南北をつなぐベトナムの寝台列車

寝台列車ってどうしてこんなに心躍るんでしょう。私は大好き。

知らない人と同室になってなんとなく仲良くなったり、同じ景色を見て違う駅で降りたり。お菓子を食べるのも遠足みたいで楽しいし、揺れる電車の中で毛布をかぶってうとうとするのもとても気持ちいい。

今回はニレちゃんと2人だったので最後まで退屈せず、あっという間に時間が過ぎていきました。ニャチャンからフォンニャまで15時間弱。夜に出発して、到着は夕方でした

 

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今回の列車はピカピカでした

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ニレちゃんとひたすらトランプしました。くまモントランプ。

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通り過ぎる売り子さんをすかさずキャッチ

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軽食のメニューはこんな感じ。手前は肉まんです

車内で売られているお弁当を買いそこねたので、夕飯は肉まん、ソーセージ、ゆで卵という懐かしい感じのするメニューに。

 

ドンホイに到着したら車に乗り換えてフォンニャに向かいます

同じようなルートをたどる観光客が多いようで、駅の裏手に何台か停まっていたミニバンみたいな車でササッと運んでくれました。ありがたい。

 

自然を楽しむ街、フォンニャ

フォンニャで見たかったものはとてもシンプル。

「洞窟」と「自然」です。

観光客が押し寄せるような場所もないので、街自体もなかなかひっそりしています。

視界のどこかにはいつも岩山が見えていて、岩山の崖に野生のヤギが隠れていたりもします。ヤギを探しながらのスクータードライブ、楽しかった。

乗せてもらっているのにヤギまで探せちゃうなんて、運転手に申し訳ない。

 

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フォンニャのメインストリート

観光客はそれほどいませんが、お店も多くはないのでメインストリートにあるレストランに入るとなかなかにぎわっています。

ある日はJungle Barというお店で食事したのですが、お店の感じが好きでした。

今日はあの洞窟見てきたよ。今日はあそこハイキングしてきたよ、と行観光客同士の情報交換で盛り上がっていました。

 

Easy Tiger Hotel - Jungle Bar
住所:Nhà bán vé và hàng lưu niệm., ĐT20, Phong NHA
所在地:Google Map 

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ライブもやってました

ボートで入場! フォンニャ洞窟観光

泊まっていた宿のオーナーにいろいろアドバイスをもらって2日目に訪れたのはフォンニャ洞窟 Phong Nha Cave

ハイキング付きなど結構体力の要りそうなツアーも色々ありましたが、体力に自身がなかったので、船だけ出してもらって自分たちで観光するプランに。

ハイキングに参加した人たちに聞くと、私たちはこっちにして正解だったようでした。みんな13kmほど歩いたようで「景色はきれいだったけど…」とぐったりしていました。

でも見た人にしか分からない良さがあるだろうから、やっぱりどっちがおすすめ、とは言えません(いつも何の参考にもならないレビューでごめんなさい…)。

 

Phong Nha Cave フォンニャ洞窟行き 船着き場
料金:160,000ドン(800円程度)
Google マップ

 

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こんな感じの船で向かいます

 

さて、モーター付きボートでゆったり流れる川の流れに逆らって進んだら、景色を十分楽しんだ頃に洞窟の入口が見えてきました。

このCon River コン川、雨が降らない時はエメラルドブルーなんですって。3泊の滞在では残念ながらお目にかかれませんでした。

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雨が降ると黄土色

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入り口が見えてきた!

切り立った岩の下の入り口から船ごと入り口をくぐると、中には鍾乳洞の洞窟が広がっていました。船頭さんが岸につけてくれて、船を降りて観光します

船は出口の方で待っていてくれるのでご心配なく。

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いろんな形があるんだな〜

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ライトアップされていました

フォンニャ洞窟が形成されたのは2億5千万年前にも遡るのだそう

水分中の炭酸カルシウムが積み重なり、石灰岩を徐々に形成していってできる鍾乳洞。鍾乳石が1cm伸びるのには70年もかかるんですって(下から上へ伸びる石筍は130年かかるそう)。


想像してたよりずっと大きいねー、 綺麗だねー、とひたすら感激していたのですが、3日目に訪れたパラダイス洞窟はフォンニャ洞窟の何倍もの規模でした。

パラダイス洞窟

3日目に訪れたのはパラダイス洞窟 Paradise Cave

フォンニャ洞窟のときとは別の船着き場から船に乗ってやって来ました。

船を降りてひたすら登山道(1km)を登り、「洞窟入る前にこんなに疲れるの…」と泣きそうになる頃に小さな入り口がひっそりとあります。

 

実はこの洞窟、発見されたのが2005年とかなり遅めです。

その後2010年に開洞されたばかりなので、まだ新しい観光地です。

このフォンニャケバン国立公園が世界遺産として登録された(2003年)後に開かれたため、まだ世界遺産に入っていないのだそう。

 

全長は31kmにも及ぶそうなのですが、そのうちの1kmが公開されています。

でも、この1kmだけ見ても本当に大きい。広い。深い

ものすごく巨大な鍾乳石と、繊細な作品のようなのが交互に迫ってきて、ドラマチック過ぎるくらいです。地底の世界ってこんなに広がってたんだ…と衝撃的ですらあります。

 

入ってみると空気がしっとり、ひんやりしていて、冷房効きすぎくらいの温度です。

上着を持っていくのがおすすめです。

Paradise Cave パラダイス洞窟 
入洞料金:250,000ドン(1250円程度)
Google Map

 

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深さもあるので、入り口からひたすら階段を降りていきます

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おばけのように巨大。地面に届いて柱になっている鍾乳石。

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形も色々で、彫刻の美術館みたいでした

 

大自然の中をドライブ

さて、このフォンニャ国立公園周辺を内陸まで入っていくと、ラオスとの国境に近づいていきます。

このあたりの熱帯雨林が手付かずでとても大迫力で、スクーターでドライブするのに本当に気持ちのいい道でした。

フォンニャ国立公園の森は94%が原生林なんだそう。見ている間にも育っていそうな元気いっぱいの森です。

 

道も直線ではないので、トンネルのように木に囲まれた道をくぐり抜けたり、途中で動物が右から左へ横切っていったり、ぱっと視界がひらけて山が風になびき、川が自由に流れていく景色が飛び込んできたり。

言葉でも写真でも上手に伝えられている気がしないので、もし行く機会があったらぜひドライブしてみてください。

 

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滔々と運ばれていく土混じりの水

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緑の上に更に緑が重なるこの景色

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荒々しさと神々しさを感じさせる岩山

 

なくした携帯拾ってくれた私の英雄がこちらです

実はフォンニャではこんな恥ずかしいハプニングも。

いつものようにスクーター2人乗りで洞窟に向かっている途中、私のポケットに入れていたはずの携帯がない…と気づいて慌てて来た道を引き返しました。

 

通りも全て、宿もひと通り見たのですが、どこにもない。

「写真が全部入ってるのに…」としばらく半泣きになりつつ、諦めるしかないかと心を決め始めていたころ、通りでガソリンを売っている女の子が一生懸命何か話しかけてきました

 

言葉はあまり伝わらなかったのですが、もしかして私の携帯拾ってくれたのでは…と、この子がしきりに指差す近くのお店に行ってみると、店主の男性が預かっていた携帯を手渡してくれました

 

もう一度女の子のところに戻り事情を聞いてみると、先程道に落ちているのに気づいてお店に預けたとのこと。

私が道をきょろきょろしながら通るのを見て、この人が落としたのかもと気づいたのだそう

(かんたんな英語とジェスチャーで一生懸命教えてくれました)

「すごく嬉しかったからブログに載せてもいい?」と聞くと可愛い笑顔とピースをくれました。拾ってくれるだけじゃなく、そんな素振りを見つけて引き止めてくれるなんて。愛おしすぎました。

 

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「また物語を信じたい」と書かれたTシャツ。私にとってはあなたが物語でした

 

洞窟2つに行った以外は特に頑張って観光はせず、ふらっとスクーターで宿を出て道を走るだけ…という3泊を過ごしましたが、脳内に緑のストックがぐっと増えて、大変なデトックス感があったフォンニャでした。 

 

さて、旅ももう後半に差し掛かってきました。

次に訪れるのは丁朝時代の古都ニンビンです。

 

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宿のハンモックでとろけそうなニレーシュさん

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地元のお店で食べたブンチャー美味しかった…

これまでのベトナム旅行記はこちら

 

🔽ベトナム最大のビーチタウン。ニャチャンの思い出

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🔽ベトナムの避暑地、ダラット3泊4日の思い出

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🔽小さなビーチタウン、ムイネでは3泊4日観光

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🔽メコン川クルーズの思い出

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