昨日、ニレーシュとNetflixでこのエピソードを見ていた。
David Letterman デビッド・レターマンがホストとして著名人をゲストに招き、インタビューする。
Barack Hussein Obama オバマ前大統領が大好きなニレーシュと私。
「素敵だね」「知的だね」「リラックスしてるのにユーモアにあふれてるよね」と称賛しながら、その日は楽しくエピソードを見終わった。
オバマ事件勃発
今日の夜、寝る前の時間のいつものお喋りをしていたときだった。
「もし僕と最初に会った時にオバマが隣りにいて、一緒にしずえのことを口説いてたらどうした?」
と、ニレーシュのいつものあり得ない設定ゲームが始まった。
私は最初のうち、「どうやったらそんな状況になるのー」とか言いながら受け流していた。
こういう時、「ごめん、オバマだわ〜」とか私はあまり言うタイプではない。
「おなら臭いよ」とか「鼻毛出てるよ」とか「今日の格好パジャマみたい」とは言えるけど、「私はオバマを選びます」とは言えない。
だからといって「オバマとニレーシュでも絶対ニレーシュよ」とも言わない。
ロマンチストでもなければ小悪魔でもない。
そんなこんなで次の話に行けー、と思いながらごまかしていたら、ニレーシュが
「良いよ、しずえがオバマを選んでも。どうせオバマはしずえを選ばないから」
と言い放った。
オバマショック
…はー。なにそれー。である。
「気分を害しました」空気をムンムン発して、布団をかぶって「もう寝るー」弾を投げたら、
「え〜なんで怒るの〜。ごめん〜」と焦って謝るニレーシュ。
みなさん、こういう時、「許す!」であっさり終われますか。
そもそもこんなことで怒りませんか。
…私は「インド人なのに『どうせ』を上手に使ったな!」とか思いながら脳内反芻してしまうタイプです。
いや、知ってる。もちろん知ってる。
口にするのも恥ずかしい。オバマは私を選ばない。
100どころかマンもオクも承知だ。
でもそれ言うかね?
今日仕事しながら洗濯して御飯作って掃除して、ひげ剃り後の鼻毛チェック(めっちゃ出てた)までした私に言うかね?
「冗談だよ〜、ごめんって言ってるじゃん〜」と繰り返すニレーシュ。
「もう分かったよー。分かったけどそんなすぐ楽しい気持ちにはならないよー」と回復しないままの私。
ぶすくれながらも、寝る前に怒られて可哀相だな…と思っていたのだけど、5分も経たないうちに寝息が聞こえ始めた。
私はというと、目が冴えてしまってこれを書いているところです。
なんならオバマ前大統領のウィキペディアやニュースも読みはじめてしまった。
はぁ...。オバマさん。
いつかバーで出会いましょうね。川崎あたりにいますので。