日曜日にしながわ水族館に行ってきた。雨の日の水族館。
当日には間に合わなかったからこれは3月6日に書いてるんだけど、ニレーシュの人生初のプリクラも撮った日だから(それが一番おもしろかった)残しておくことにする。
土曜日、日曜日の日課
ゆっくり9時過ぎに起きて、2人で朝ごはんを準備するのが週末の日課。
それから少し掃除や洗濯をして、昼頃から出かけたり、出かけなかったりする。
クリケットの本格的なシーズンになると、ニレーシュは早朝5時とか6時とかに家を出るけど、最近は「インドアクリケット」という短い試合を夕方ごろからやってる。今週も土曜日はそれだった。
3月3日の日曜日も、いつもと同じように9時過ぎごろにむくむく起きた。
朝ごはんを食べながら、Netflixで”Planet Earth”というBBCが制作しているプログラムの2番目のエピソード "Mountains"を見た。
この日学んだことが1つある。
寒いところで暮らすクマたちは、暖かい時期に食料をたっぷり摂って半年間くらい冬眠するけど、パンダがいつも食べてる笹は冬眠に十分な栄養が蓄えられないからパンダは冬眠しないんだって。
他のも食べればいいじゃん…! って、私は日本語で、ニレーシュは英語でツッコんでた。偏食なんだね。
他にも、グリズリー、パンダ、プーマ、マーコール(ヤギ科の立派なツノを持つ動物)などなど、高地に暮らす動物たちを見てたら動物が見たくなったので、いつか一緒に行こうと話してた水族館に午後から出かけることにした。
しながわ水族館いいよね
行き先は大森海岸駅から少し歩いたところにあるしながわ水族館。ニレーシュは初めてらしかった。私は年1回くらいは行ってる気がする。
地味だけど、水族館の外の公園(しながわ区民公園)もきれいで、たまに行きたくなる行きつけの水族館。
2時間ちょっとくらい、魚やイルカのショーを見ながら過ごした。
ニレーシュはペンギンに一番きゃっきゃ言ってた。
ペンギン2羽が、お互いのくちばしで相手の首のところを掻きあいこしてるのが可愛かったらしくて、「もうちょっと下だよ〜」「え〜ここ〜?」「あ、気持ちいい気持ちいい」とか、1羽、みんなから離れてるやつに「俺は寝る。話しかけるな」とか、ずっとアテレコしながら見てた。
首元を掻き合うのは繁殖期によく見られる愛情表現みたい。水族館にも春が来てるね。
2年前、タスマニアで触れた野生のペンギンの手触りを思い出しながら、私は懐かしいような恋しいような気持ちで見てた。
ちょっと切ないクラゲの秘密
水族館では、私は透明な生き物を眺めるのが好きだ。クラゲとか、クリオネとか。
館内の解説を読んだんだけど、クラゲは「刺胞動物門」に属するプランクトンと同類の動物らしい。エサを取ろうという意志を持って動くことはできなくて、偶然に触手に触れたものを捕食して生きてるらしい。
…えっ! てなった。クラゲ、意志ないんだ。
私はクラゲ食べるのも好きで「クラゲ食べたい」って思えるけど、クラゲは「あれが食べたい」って思うことないんだ…。って、妙に考え込んでしまった。
私何回もここ来たのに読んでなかったのかな。忘れたのかな。自分の意志では動けずに、ふわふわ流されていつか終わるクラゲの人生。哀愁すごい。
次に海でクラゲに刺されても「あいつはわざとやったんじゃない」って許せるかもしれない。
クラゲ - Wikipedia(今クラゲのWikipedia読んだけど面白かった)
水族館の中にプリクラの機械も2台あったんだけど、ニレーシュがこれまでプリクラ撮ったことないって知ってたので、これは撮らないと!ということで撮ったものがこちらです。
あと3種類あるんだけど、これが一番お気に入り。私の雑魚感もすごいけど、ニレーシュのキメ顔も更に大きくなった目も笑える。
いい雰囲気の和菓子屋さん「御菓子司 わたなべ」に寄り道。夕飯は韓国料理屋へ
帰りは雨のなか、8kmくらいの道のりを新丸子まで歩いて帰宅。
途中の馬込にあった小さな和菓子屋さん、馬込文士村「御菓子司 わたなべ」でお菓子も購入。昔ながらのとてもいい店構えだったのだけど、お店の写真撮影は自粛。代わりに帰ってきて撮った。
途中でどこかに寄ってご飯も食べたかったけど、民家の中を歩いちゃったせいでお店がなくて、結局そのまま新丸子まで到着してしまった。
初めて行く新丸子駅近くの韓国料理屋「オモニ」で食事。
塩で食べるキノコのチヂミ、美味しかった。
週末はいつも当たり前のように遊びに行って帰ってきてるけど、毎週こんな風に平穏で楽しい時間があるってありがたいな、と書いてみて改めて実感するね。次の週末は何をしようかな。