ドタバタの到着だったけど、ぐっすり眠って朝がきた。
ホスト家族と挨拶をして、電車の乗り方、バスの乗り方、ここは行った方がいい!という場所を色々教えてもらう。お母さん、娘さん、可愛い赤ちゃんの3世代女性一家。昨日の顛末を話したらお母さんが「はっはっは、旅行楽しんでるね」と笑ってくれた。
メルボルン郊外はバスの中がとってもにぎやか
空港でゲットした観光案内をにぎりしめて、初めて乗るローカルバス(昨日は乗れなかった)。バス停には乗りたい路線の時刻表はなくて20分くらい待った。
乗ってみると、いちおう電光掲示板はあるけど、停車駅の表示が出てない。まあいいか。電車の線路が見えたら、その次の駅で降りよう。
当たり前だけど、昨日歩いた夜中の街とはぜんぜん雰囲気が違う。とてものんびりしていて平和な場所だ。バスの中でも、知らない人同士の会話が飛び交う。
「このバス◎◎に行く?」
「×番のバスだよ」
「今日はいい天気だね」
「まったくだ。どっさり洗濯してきたよ」
「よかった、間に合った!」
「おお、ラッキーだ。いい1日になるね」
「いつもサイダー箱買いするんだけど1週間も持たないんだよ」
「わっはっは。ウィスキーじゃないだけまだいいよ」
後ろのドアからバスを降りるときでも、みんな大きな声で運転手さんに「ありがとう!」と言いながら降りていく。運転手さんは左手を上げて、後ろ姿でそれに応える。かっこいい。
メルボルン観光は何もかも写真に収まりきらない
電車に乗り継いで、中心部のMerbourne Central St. メルボルン・セントラル駅へ。特に何を見ようとも決めず、ふらふら散歩した。
メルボルン、なにもかも大きい。道路でしゃがんだり建物から離れたりして、どうにかフレームに収めようと頑張ってる姿を想像しながらご覧ください。
St Paul's Cathedral セント・ポールズ大聖堂
昔ながらのレンガづくりの建物と近代的な建築が共存する空間。
レンガ造りの建物が好きで、そういう建物ばっかり写真に撮ってしまう。同じ街を旅行しても、その人の好みによって写真も思い出もぜんぜん違うものになるんだろうな。
St Patrick's Cathedral セント・パトリック大聖堂
セント・パトリック大聖堂、遠くから見ていてもすごく大きくて、近寄っていくともちろん更に大きくて、だんだん興奮してくる。ぁぁぁぁぁああああ〜〜。
中に入ったら更にすごかった。別の日記に書こうと思う。
街にしっくり馴染んだ古いものに囲まれていたら、こんな大都会でも穏やかでのんびりした気持ちで過ごせそうな気がする。安定感のある、どっしり構えたおばあちゃんみたいな建物たち。
VICTORIA BREWERY ビクトリアブルワリー。街中でビール作ってるっていいなあ。美味しいんだろうなあ。
こちらはTREASURY GARDENS. トレジャリーガーデン内。建物も大きいけど木も大きい。てっぺんが見えない。全然収まらないよ。
美術館もハッケン! 差し込む光がキラキラ反射してきれい。メルボルンにいるうちに見に行こう。
この NGV Australia (National Gallery of Victoria) ビクトリア国立美術館 オーストラリア館の隣りは ACMI (Australian Centre For Moving Image) オーストラリア映像博物館だった。かっこいいね。
メルボルンはトラムも大きい
メルボルンの中心部はトラム無料ゾーンがある。香港で乗った路面電車とちがってハイテクな感じだ。中心部を少し離れると、線路沿いが芝生いっぱいの公園みたいな空間になる。おしゃれだな。
チャイナタウンも発見
街を歩いていると人種の多様さにびっくりする。服装もいろいろ。タンクトップだったり半袖だったりコートを着てる人もいる。そして人の多いこと、多いこと。中華街もあった。
私はアジア人なんだなあ〜
歩いているだけで満足してしまった初日。Preston St. プレストン駅に戻ってきて、駅前の市場の中にあるフードコートで晩ご飯を食べた。
今日のご飯はベトナムフォーです。ベトナムはまだ行ったことがないのに、アジアのご飯に親近感を感じてしまう自分がなんだか可笑しい。東南アジアにいるともちろん異国にいる感じがするのに、オーストラリアに来ると自分が「アジアの人」なんだなということをはっきり実感する。
お店の人が「いいカメラだね」とか「美味しい?」とか「どこから来たの?」とか話しかけてくれるのが嬉しい。お店に1人で入ったのに、誰かと会話しながら食事ができるっていいな。すごく美味しかった。