nerumae.net

インド人の夫とベルギーで2人暮らし中。30代前半から仕事を辞めて海外1人旅をスタートし帰国後夫と出会って国際結婚したり海外移住したり。何歳になっても勉強しながら楽しく自由に生きることを誓います。

【マレーシア女1人旅。旅行記Day.2】電車でGO、バスでGO in クアラルンプール。マレーシアの公共交通事情がすごい!

クアラルンプール内の公共機関の移動方法は、大きく分けて電車とバスがある。

電車が便利!クアラルンプールの公共交通事情

電車はKLセントラル駅を中心に、高架鉄道、鉄道、モノレールといろんな路線がある。

KTMコミューター マレー国鉄が運行する、近距離路線。郊外の都市と繋がっている。青のセレンバン線(1)/赤のポート・クラン線(2)がある。

LRT

クアラルンプールの主要エリアを結ぶ一番ポピュラーな交通。オレンジのアンパン線(3)/茶色のスリ・ペタリン線(4)/ピンクのクラナ・ジャヤ線(5)がある。RapidKLという政府出資の会社が運営している。

KLモノレール

KLセントラル駅からティティワンサ駅を結ぶ緑色のKLモノレール線(8)がある。RapidKLが運営している。

KLIAエクスプレス/KLIAトランジット

クアラルンプール国際空港と都市部を結ぶ高速/各駅鉄道、KLIAエクスプレス(6)/KLIAトランジット(7)。Express Rail Link Sdn. Bhd(エクスプレス・レール・リンク)が運営している。

券売機はこんな感じ。どの路線のものも1台で買えるし、路線間は改札をくぐらず乗り換えができるので、路線別に買う必要もない。【路線と駅を選ぶ】という買い方なので、事前に自分で値段を調べる必要もない。

小銭を準備しておくと便利です

ちょっと不便だったのは、ほとんどの券売機で10MR(≒250円)以上の大きなお札が使えないこと。表示内容はとても分かりやすい。切符じゃなくてトークン(プラスチックのコインみたいなの)が出てくるのも楽しい。

Touch'n GoやMy Rapid KLカードというSuicaのようなICカードもあるみたいだったけど、今回は買わなかった(買えなかった)。便利みたい。

バスは無料路線が楽しい&便利!

バスは市内のいろんな観光名所を回る市内循環バスGOKL(ゴーケーエル)がある。4つのライン(Red Line /Blue Rine / Green Line / Purple Line)があり、それらはなんと全て無料・タダで乗れる。平日は23時まで、金・土は25時までとかなり遅くまで運行している。(詳しくはこちら

無料バスの停車する観光名所

Red Line 【1周60分】

KLセントラル マレーシア国立博物館(National Museum) Dayabumi(歴史あるイスラム式高層オフィスビル)

Blue Line 【1周45分】

PAVILION パビリオン(クアラルンプールを代表するショッピングモール) BUKIT BINTANG(屋台街)

Green Line 【1周45分】

KLCCタワー(KL Convention Centre) AIA(1975年クアラルンプール事件(日本赤軍が米・スウェーデンの大使館を占拠)の舞台だったビル) PAVILION パビリオン

Purple Line 【1周60分】

KLタワー PASAR SENI(セントラル・マーケット) PAVILION パビリオン

おじちゃん、ありがとう

と、こんな知ったようなふりして書いてますが、実は何も調べずに来た私。全部現地に来て、人に教えてもらって知ったのだった。

…初日に出会ったエリックに聞いて電車の大体の仕組みを把握した私(昨日の日記)。

さっそくマレーシア国立博物館(National Museum)に行くためKLセントラル駅で切符を買おうとしていたら、近くにいたおじちゃんが「どこに行きたいの?」と聞いてくれた。

このエリアに行きたい! と美術館あたりを指すと、「そしたらこの線じゃない、バスに乗らなくちゃ!」とわざわざバス乗り場まで連れて行ってくれた。

乗る車を間違わないようにとバスを一緒に待ってくれながら、おじちゃんはクアラルンプールのバス交通について詳しく説明してくれた。バス、無料なのか! 大事なとこ、いろいろ通ってくれるのか!

おじちゃんは近くにいた女の子たちにも気さくに話しかけて行き先を聞いていた。人々はマレー語で話しているみたいだけど、かなりの割合で英語が通じるし、みんなとても上手だ。

そうか、マレーシアって昔イギリスの植民地だったかな。その名残りでもあるんだろうか。

ヒジャブを巻いた女の子たちは隣りの駅まで行くそうで、「そんな近くなら歩いていきなさいよ!」というおじちゃんの言葉にキャッキャと笑っていた。

女の子たちに頼んで、おじさんと一緒に写真を撮ってもらった。

ほとんど何も調べず、準備せずに来たけど、昨日のエリックといい、こうしていろんな人に一つずつ教わっていくのは楽しい。感謝、感謝。