ネパール、カトマンズ郊外のトリブバン空港に到着したのは夜の9時ごろ。空港の小ささにびっくりしながら入管に向かった。
入管で取得できるネパールの観光ビザ
事前に取得しておかなくても、入管で観光ビザが取得できるというのが気軽でいいなと思っていたのだけど、いざ入国しようとするとなかなかややこしかったので下に手順を残しておきます。
トリブバン空港での観光ビザ取得手順
1. 飛行機を降りたら、入管へ。
2. 入管カードの紙に情報を書き込む。
※ペンがないのでペン必携。係の人のペンも順番待ちだった
3. ビザ取得用にパスポート情報などの個人情報を機械に入力。
4. 支払い窓口で支払いをする。
5. 入管審査をしてもらって入国。
観光ビザを現地取得するならUSドルの用意を!
ところで、ネパール入国のビザ取得金額は
- 15日以内の滞在の場合は現金US25ドル
- 30日以内の滞在は現金US40ドル
- 90日以内の滞在は現金US100ドル
となっています。
そう、ビザの支払いがUSドルなのです。
入管内に両替所が併設されているのだけど、私が到着した時間にはもう閉まってた。
クレジットカードの機械も用意されていたけど「今壊れてるから」という理由で使えず…。
(これはずっと壊れてるんじゃないかという予感)
なぜかネパール・ルピーでは支払いができません。また、「円で支払うなら5000円」と言われてそれにもビックリ。どうして25USドルが5000円になるのー。
私はたまたまオーストラリアドルを持っていた(昔の旅行の残りを持っていってた)のでそれで支払ったけど(50AUドル支払って10USドルのお釣りをもらった)、
円や他の通貨で払うとかなり割高に請求されるようなので、事前にUSドルを用意しておくといいと思います。
入管を出たところのエスカレーターはこんな感じ。
出口のサインはこんな感じ。う〜ん、色々ミニマル。
タメル地区へは車で20分。タクシー移動と値段
さて、荷物が出てくるのを待って、小さくてかわいい空港の外に出ると、たくさんのタクシーの客引きが。
運転手さんに聞いてみると、1200ルピー、1000ルピー、900ルピーと値段はまちまち。
一番安い値段を言っている人でも800ルピー(ネパール・ルピーは1ルピー1円くらい。とてもわかり易くていい)くらいだった。
私がいろんな人に値段を聞いて回っていると、ある運転手さんが「600ルピーで連れて行ってあげるから、ココでちょっと待ってて!」とのこと。
おお、安い! としばらく待っていると、他の旅行者さんも連れてきて、相乗りでカトマンズの中心、タメル地区郊外のホテルに連れて行ってもらった。
いいね、いいね。
こういう臨機応変な感じ大好き。
カトマンズには住所がない…?!
トリブバン国際空港からカトマンズの中心、タメル地区まで、約20分ほど。ホテルまでの道はボコボコしていてかなり暗い。
夜の10時くらい。お店はほとんど閉まっていた。
街の全貌を把握するにはかなり遅いので、ホテルに直行してもらった。
…そうそう、カトマンズに宿泊する場合の注意点。
カトマンズは「正確な住所」というものが存在しないらしい。
結果、運転手さんにホテルの正確な位置を伝えるというのが難しいので、事前にホテルの電話番号を控えておかなくてはいけない。
番号があったら運転手さんがホテルに電話して道を聞いて、正確に届けてくれるので安心です。
有名なホテルだとこういうことがないのかもしれないね。
ということで、やっと到着したのがこちらのホテルです。
お部屋はこんな感じ。シンプルで快適。Wi-Fiもスイスイだった。
この作家さんの絵が館内にたくさん飾ってあって、見て回るのが楽しかった。
夜は真っ暗だったので翌朝に撮影しました。
お庭をきれいに手入れしている素敵なホテルだった。屋上のバルコニーにも好きな時に上がっていいのだそう。
次のホテルまで乗せてくれるという親切さ
さて、カトマンズでは友だちの結婚式に参加する別の友だちみんなと合流する予定。
泊まっていたホテルのオーナーにその話をしたら、「道が分かりにくいから」と次のホテルまで荷物を持って連れて行ってくれた。
なんて親切で素敵なサービスなんだ…。朝食とコーヒーまで出してもらった。
泊まったホテルはHotel Bravo(ホテル ブラボー)。いつものように予約はBooking.com(ブッキング・ドットコム)でした。
これから始まるネパール観光もいい時間になりそうな予感。
どうもありがとう、オーナー。