8月1日、横浜市民ギャラリーで開催されている「あざみ野アートワゴン&マルシェ」に行ってきた!
今回はお客さんとしてではなくて、「夢屋」というお店のボランティアスタッフとして販売のお手伝い。
久しぶりの店頭にたつお仕事、楽しかった。
武蔵小杉のタオル・Tシャツ屋さん「夢屋(ゆめや)」
何かボランティアをしようという気持ちになったのは、先日仕事が決まったのがきっかけだった。
週3回の、在宅勤務が主になる仕事で前職より時間にかなり余裕が出そう。
空いた時間でできることは何があるかな…と考えていて、ふと思い立って探してみた。
遠くまで行くのは続かなさそうだから、近所で何かないかググってみる。
いまの時代はボランティアワークを探すのもかなりカンタンになってるんだね。探しはじめて5分も経たないうちに何十もの選択肢が見つかった。
探したのは、↓のサイトの
↓のページ。
募集情報一覧 | かわさき市民活動ポータルサイト〜応援ナビかわさき〜
このサイト、川崎市内の区や活動分野などでかなり細かく絞り込んで探すことができた。
私は住んでいる川崎市中原区で検索!
あっという間に夢屋のHPにたどりついた。
さっそくお店に行ってみた
夢屋は、ミシン刺しゅうや、絞り染めなどの商品(タオル、バッグ、エプロンなど)を制作・販売している工房&お店。
武蔵小杉の北口駅(JR側)から徒歩2分と、かなり便利な場所にある。
川崎市内の特別支援学校などを卒業した、障害を持つ人たちが社員として働いている。
ボランティア希望のメールを送ってみたら、すぐにお返事が。
さっそくその日の夕方にペンとメモだけ持って行ってみた。
お店の中は、可愛いタオルや鮮やかなTシャツでいっぱい。
まだお仕事中だったスタッフの皆さんがとてもあたたかく迎えてくれて、どんなお手伝いができるか色々と考えてくれた。
それでまずは8月1日のあざみ野アートワゴン&マルシェで販売のお手伝いをしてみることになったのだった。
タスマニアに暮らすイーリに教えてもらったこと
これまで全然積極的にやってこなかったボランティアをやってみようと思ったのは、オーストラリア・タスマニアに移住した友人、イーリの暮らし方を見たからだと思う。
イーリは掛け持ちしている2つの仕事の他に、「保護されているペンギンに餌をあげにいく」というお手伝いをしていて、自分のできるペースで生活の中にボランティアを組み込んでいる人だった。
30分早く起きてお手伝い。お手伝いして30分遅く帰る。
1回や2回だったらそんなに難しくないかもしれないけれど、自分の予定も大切にしつつ、都合をつけながら日々淡々と続けていくことが一番難しい。
イーリがボランティアをしているタスマニアのパディメロンパーク(動物を愛する夫婦によって作られた非営利組織)のことも昔「ペンギン物語」に書いたので、よかったらぜひ読んでください。親をなくしたペンギンが保護され、育てられ、海に帰るまでのお話です。
あざみ野アートワゴン&マルシェは盛況だった!
さて、8月1日のアートワゴン、タオルやTシャツ、エプロンやバッグを持って夢屋の職員さんと一緒に出かけてきた。
夢屋の他にも、パン屋さん、お菓子屋さん、さおり織りの小物の販売など、たくさんの非営利の就労支援団体のみなさんが出店していた。
あざみ野駅から徒歩10分弱。アクセスもあまり良くない場所の屋内イベントでどのくらいお客さんが来るんだろう…と思っていたけれど、
展覧室と呼ばれる展示スペースでは「あざみ野こどもぎゃらりぃ2018みんなでモンスター!」という子供向けのイベントをやっていたり
「親子のフリーゾーン」というコーナーではお絵かき、粘土遊び、紙を使った作品作りなどをしていたり
と、親子が楽しめる企画がとても充実していて、館内は絶えず賑わっていた。
図書スペースも「交流ラウンジ」という名前になっていて、気兼ねなくお話しながら利用できるとてもいい空間。
マイノリティや差別など、さまざまな社会問題に注目した蔵書も読んでみたいものがたくさんあった。
アートワゴンの担当の方も、絶えずイベントの状況やスタッフの方々に気を配っていて、いろんな要望にすぐに対応してくれるという素敵な女性たちだった。
夢屋で作られたタオルを頂いた
10時から15時のイベントを終えて、行きよりずいぶんと軽くなった荷物を抱えてみんなで電車で武蔵小杉まで帰ってきた。
完全にボランティアのつもりで参加したのに、「お手伝いしてもらった皆さんにお渡ししているから」ととってもかわいいタオルを2枚も頂いてしまった。
浮き輪が3つも刺繍されたタオルと、元気なペンギンのふきん。どちらも夏らしい模様でとってもかわいい。
イベント中、自分用にハンドタオルを2枚購入したのだけど、それはサボテン柄とウサギの後ろ姿。お店で購入するとなまえの刺繍も入れてくれるという大サービスなので、プレゼントにもとてもいいと思う。
サボテン柄はニレーシュにプレゼントしました。
タオルの絵柄は、夢屋で働いているみんなが描いたもの。描いた人の個性が出ていてとても楽しい。
悪い顔をしたネコやパンダとか、恐竜の刺繍とか、買いたいものがたくさんあったので、通いながらお買い物も楽しもうと思う。
今度はスタッフさんのカラオケイベントに参加してくる予定!
みなさんも武蔵小杉にお立ち寄りの際はぜひ夢屋に遊びに行ってみてください☺